Webブラウザにアクセスした際に「〇〇が次の許可を求めています」といったメッセージをご覧になったことはありませんか?プッシュ通知は、通知を許可してくれた人に対してお得な情報を配信する仕組みです。今回はおすすめのプッシュ通知サービスとして3つの会社を紹介します。ぜひ、参考になさってください。
RichFlyer(リッチフライヤー)
RichFlyer(リッチフライヤー)の基本情報
会社名 | 株式会社インフォシティ |
住所 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 |
TEL | 03-5469-5620 |
リッチフライヤーは、株式会社インフォシティが運営するWebブラウザ用プッシュ通知サービスです。リッチフライヤーの特徴は以下のとおりです。
・1分あたり300万通以上の高速配信ができる
・プッシュ通知とSNSへの配信を同時にできる
・動画や画像が付いたメッセージをプッシュ通知で送れる
・メッセージの承認ルートを設定できる
・通知画面をカスタマイズできる
高速配信できれば、多くのアプリ利用者に情報を届けたいというニーズを満たすことができます。リッチフライヤーでは、通常のプッシュ通知に加えてX(旧Twitter)やFacebookなどへの配信も同時に実行でき、管理コストや運用コストを削減できます。
動画やGIFアニメーションをプッシュ通知で送れるのもリッチフライヤーの特徴です。画像や動画を送ることで、受け手の印象に残るアピールがしやすくなるでしょう。また、メッセージ承認機能を有効活用することで、誤配信の防止やメッセージの品質向上が図りやすくなっています。
リッチフライヤーのサービスは紀伊國屋書店で導入されていて、紙の本と電子書籍を購入できるストアのKinoppyなどで運用されています。
コースは無料お試しプラン・お手軽プラン・エンタープライズの3つから選択でき、標準的なプランであるお手軽プランの月額料金は1万1,000円からとなっています。動画やGIFアニメーションの添付、静止画像のGIFスライドショーなどは有料版限定のサービスです。
PUSH ONE(プッシュワン)
PUSH ONE(プッシュワン)の基本情報
会社名 | 株式会社シグニティ |
住所 | 〒135-0064 東京都江東区青海2-7-4 The SOHO 3F |
TEL | 03-6822-5926 |
プッシュワンは、株式会社シグニティが提供するプッシュ通知配信サービスです。アプリを用いずWEBサイトからプッシュ通知を行うサービスで、以下の6つのメリットが期待できます。
・自動セグメント配信が可能
・ CTR(クリック率)の向上
・すでに多数の実績があるサービスを利用できる
・管理画面が使いやすい
・無料トライアルを利用できる
・サポート体制が手厚い
セグメント配信とは、年齢・性別・居住地などの属性によって絞り込んだユーザーに配信することです。プッシュワンはログリー株式会社のオーディエンスデータと連携することで、ターゲットを絞り込んだセグメント配信を可能としました。
通知のクリック率を向上させる効果も期待できます。従来のメルマガと比べクリック率が約10倍に上昇しました。これらのサービスはすでに多くの企業に利用されていて、月間60億件、総計7,000万人のユーザーに配信されています。実績を上げているサービスであるため、信用性が高いといってよいでしょう。
管理画面はシンプルで、初心者でも使いやすくなるよう工夫されています。加えて、1か月間の無料トライアルで試用できます。初期費用がなく月額料金だけで利用できるのもプッシュワンの魅力です。また、導入から成果が出るまでの間、プッシュワンが導入企業を積極的にサポートしてくれますので、サポート面でも安心できます。
Push7(プッシュ7)
Push7(プッシュ7) の基本情報
会社名 | 株式会社GNEX |
住所 | 東京都品川区東品川2-2-28 2F |
プッシュ7は、株式会社GNEXが運営するプッシュ通知サービスです。Webプッシュ通知が導入され始めた2016年からサービスの提供を行っています。主な機能は以下のとおりです。
・絵文字や画像にも対応
・スケジュールを指定した配信が可能
・WordPress/RSSでの自動配信ができる
・ABテストを行いながら配信できる
・画面が見やすい
・セグメント配信ができる
・APIと連携できる
プッシュ通知といえばテキストが中心ですが、プッシュ7は絵文字や画像も配信できるため、通知の自由度が増しています。配信日時をあらかじめ予約するスケジュール指定配信もできるため、イベントの告知などに便利です。
プッシュ7はWordPressのプラグインも公式提供しているため、サイトの更新情報をユーザーにRSSから自動配信を行うこともできます。ABテストを行いながらプッシュ通知を送信できるため、試行錯誤しながらプッシュ通知の精度を向上させることもできます。
また、プッシュ7は管理画面が見やすいという特徴もあります。送信数・開封率といったベースになる情報だけではなく、開封後の動向までチェックできます。さらに、ターゲットを属性ごとで分類して配信内容を変化させるセグメント配信も可能であり、フレキシブルな運用がしやすくなっています。
まとめ
今回はプッシュ通知サービスを提供している3つの会社を紹介しました。今後、Cookieの廃止や法改正により、これまで多用されていたリターゲティングの手法が使えなくなると懸念されています。それに代わるものとして、プッシュ通知サービスが注目されています。自社の広告戦略の一環としてプッシュ通知サービスを取り入れてもよいのではないでしょうか。